城西病院では平成20年度より当院独自の認知行動療法プログラムをアルコール依存症の患者様を対象に毎金曜日にⅠクール全12回で実施しています。
ステージ1「習慣を変える」から始まり、全ステージを通してアルコール依存症になる理由や、そこに起因する自分自身の問題点を洗い出し、これからの人生を自分自身で考えてもらうプログラムとなっています。
卒酒会は入院患者様だけでなく、退院された患者様も参加され、発言しあい互いに刺激し合える場となっています。
卒酒会での内容については、毎週ブログにアップしています。
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卒酒会もステージ9になりました。
前回の復習で卒酒する決心がついたか？どうかの質問に対して、お酒をやめることはできない。（お酒を）止めていたら長男が食事に誘ってくれた、中には通院中の患者様から抗酒剤を飲みなさい、入院しなさい。と参加しているみんなに呼びかけてくれていました。
実際に経験され苦しい思いをしてきたからこそ、説得力があるように思いました。
仏様のものの見方について、一所懸命に努力すれば必ず良いことがある。怠け者には厳しく叱り、厳しい修行をしている人には、もっとのんびりしなさいと諭すように、相手の機根に応じて教えを説く。小さな能力の人は小さい努力で十分、自分の能力を超えた努力までしなくていい。というものでした。
患者様一人一人、病棟にいたときには聞けないような話を卒酒会では話をしてくれるので、勉強になりますし、どういう声かけをしていけばよいのかを考えさせられました。
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お問合せ先
城西病院 地域連携室（088-631-0181）
徳島県徳島市南矢三町3-11-23
